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iPhone機種変更する場合、新しいiOSバージョンへのアップデートする際、或いはiPhoneデータが紛失されても復元できるように、データをバックアップする習慣がある方が多いよね。
iPhoneのバックアップは大きくわけて2つの方法がある。1つはiCloudの利用、もうひとつがiTunesの利用だ。前者は、Wi-Fi環境が必須でiCloudの容量次第ではすべてをバックアップすることはできない。後者は、PCやMacに接続してバックアップを取るのでPC側の空き容量次第になる。ただ、最近はPCを持っていない人もいるので、そうなると前者しか方法がない。そして、わざわざパソコンに繋がなくても、Wi-Fiさえあれば、自動的にデータをバックアップできるので、iCloudでバックアップする方法を選ぶユーザーが結構多い。
しかし、何か不具合が発生して、iCloudバックアップできない場合もある。例えば、iCloud容量不足で、iPhoneのバックアップなどができないとか。その時はどうすればいいか?何か解決方法があるか?ということで、本文ではiCloudバックアップ失敗・できない原因を分析して、それなりの対策を説明する。ぜひ最後まで目を通してください。
INDEX:
◆ iCloudバックアップと必須条件
◆ iCloudバックアップやり方
◆ iCloudバックアップ失敗原因
● iCloud容量不足対策
● 内部エラー対策
◆ 他のiCloudバックアップできない時の対策
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容量不足でiCloudバックアップ失敗する場合の解決方法
容量不足でiCloudバックアップ失敗することが多い。いくつかの対策があるが、その中に最も簡単&賢明な選択として、やはりiCloud代替ソフトでデータをバックアップすることだ。そこで、WinX MeidaTrans(Windows用)&MacX MediaTrans(Mac用)というかなり優秀&評価高いiOSデータバックアップソフトが役に立つ。iCloudなしで、iPhone・iPod・iPadのデータを簡単にをバックアップできる。
iCloudバックアップとは
iCloudバックアップとは、iPhoneのバックアップを自動的に実行してくれ、バックアップデータをインターネット上(iCloud上)に保存してくれる、無料で使用できる機能の1つだ。このiCloudバックアップは、一定の条件が整うと、自動でネット上にデータなどすべてをバックアップしてくれるんだ。
仮にiPhoneが壊れたり買い換えたとしても、新しいiPhoneで復元を実行すると、iCloudバックアップから復元してくれる非常に便利な機能だ。
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iCloudでバックアップが自動で行われるには、以下の条件が整っていることが必要だ。
●Wi-Fi環境
たとえモバイルWi-Fiを持っていたとしても、転送するデータ量はギガバイト単位になるので、月額利用量を超えてしまう可能性大きい。自宅にネット回線を引いていない場合は、会社や友人宅、有料・無料で使えるWi-Fiサービスなどを利用するしかない。
●iPhoneを使用していない状態
iPhoneを使っている時は自動バックアップは行われない。なので、自動iCloudバックアップさせるためにはスリープ状態(ディスプレイが消えた状態)にしてください。
手動でiCloudでバックアップする場合はこの限りではない。
●充電中
バックアップは、意外とバッテリーを消耗する。なので、iCloudバックアップをオンにしていても充電中でないと、自動的にバックアップされない。
●iCloudバックアップがオンになっている
そして、iCloudのバックアップがオンになっている必要がある。
さて、上の4つの条件が整っていると、iPhoneを使用していない時にバックグラウンドでバックアップが行われる。
基本的には、Wi-Fiに接続できる人であれば、ほぼ確実にいつの間にかiCloud上にバックアップが行われているはずだ。次は、具体的なiCloudバックアップやり方を紹介する。
Part1:詳細!iCloudバックアップやり方
iCloudバックアップの対象データ
・音楽、映画、テレビ番組、アプリケーション、本の購入履歴
・カメラロールにある写真やビデオ
・Appデータ
・ホーム画面とAppの配置
・iMessage、テキスト(SMS)、およびMMSメッセージ
・着信音
・Visual Voicemail
・動作状態データ
・ホームキット構成
・デバイス設定
以上のデータが5GBまでバックアップされる。5GB以上は有料になるが、20GB(月100円)~1TB(月2400円)まで容量を増やすことができる。
※【設定】>【iCloud】>【容量】>【さらに容量を購入】から購入可能。
iCloudバックアップやり方Step1:設定からiCloudを開く
ホーム画面の【設定】を開き、【iCloud】をタップする;
iCloudバックアップやり方Step2:バックアップを開く
「iCloud」の機能の一覧から【バックアップ】を選択する;
iCloudバックアップやり方Step3:iCloudバックアップをオンにする
【iCloudバックアップ】がオフになっている場合は、オンにする;
iCloudバックアップは、以下の3つの条件がそろったときに自動で1日に1回iCloudにバックアップされる。
・iPhoneがWi-Fiに接続されている。
・iPhoneがロックされている(スリープ状態)。
・iPhoneが電源に接続されている。
iCloudバックアップをオンにすると、iTunes経由の自動バックアップはオフになる。
iCloudバックアップやり方Step4:今すぐバックアップを作成する
【今すぐバックアップを作成】をタップすると、その場でバックアップ作業が開始される。Wi-Fi環境が必須だが、電源に接続する必要はない。
iCloudバックアップやり方Step5:バックアップが完了する「バックアップを作成中」の表示が消え、前回のバックアップの時間が表示されると、バックアップは完了だ。
Part2:iCloudバックアップ失敗&できない場合の原因と対策
iCloudバックアップ失敗するのは、以下の2つが原因だ。
iCloudバックアップできない原因1◆ iCloud容量不足
iCloudの無料で使用できる容量は、5GBまでだ。
iCloud容量不足になると、「iCloudストレージの空き容量域が不足してます」、もしくは英語で「Not Enough Storage」というようなエラーが画面に表示されるようになる。例えば、右図のようだ。
5GBを超えるサイズのバックアップになってしまうのが原因だ。
iCloudでバックアップの設定は、デフォルトでiPhoneに保存されている「写真」や「動画」もまるごとバックアップするようになっている。なので、バックアップサイズが5GB以上になってしまう場合は、iCloudバックアップできないのだ。
iCloud容量不足場合の対処法
まずは、iCloudの空き容量をチェックする:
設定アプリの【iCloud】→【容量】で、iCloudストレージの空き容量がわかる。
iCloud使わずに、簡単にiOSデバイスデータをバックアップする方法
ほかのデータ移行ツールと比べて、WinX/MacX MediaTransは
1、超便利ーーiCloudより、超簡単にiOSデバイスデータをバックアップできる;
2、安全性ーー既存のデータを失うことなく、データを個別にプレビューしたり、選択したり、移行したりすることができる;
3、多種類ーー電話帳、写真、音楽、プレイリスト、ビデオ、アプリ、メモ、ブックマーク、ブックとカレンダーなどすべてのデータを移行できる;
4、最自由ーーiPhone、iPadとiPodの間、iOSデバイスとパソコンの間、さらにiOSデバイスとiCloudの間に、データを自由に移行する。
容量不足でiCloudバックアップ失敗する対策:iCloudの空き容量を増加する
先言った通りmiCloudの無料容量は5GBだけだ。もし空き容量がバックアップに必要な容量より少ないなら、当然iCloudバックアップできないのだ。その場合、以下の方法でiCloudの空き容量を増加できる。
1.iCloudから不要なバックアップを削除する
ステップ1、iPhone/iPadで「設定」 > 「iCloud」 > 「容量」 > 「ストレージ管理」に入る。
ステップ2、「バックアップ」下にある不要なiCloudバックアップに入る > 「バックアップを削除」をタップする。
2.iCloud Driveから不要なファイルを削除する
iCloud DriveにアップロードされたファイルはiCloudのストレージを占めている。iCloud容量が不足な時、iCloud Driveに保存している不要なファイルも削除しましょう:
ステップ1、パソコンでWeb版iCloudにログインする。
ステップ2、「iCloud Drive」に入る > 不要なファイルを削除する。
3.書類とデータを削除する
ステップ1、iPhone/iPadで「設定」 > 「iCloud」 > 「容量」 > 「ストレージ管理」に入る。
ステップ2、「書類およびデータ」下のコンテンツに入る > 「編集」 > 「すべて削除」 > 「完了」をクリックする。
4.容量を購入する
もしiCloudから不要なファイルを削除しても空き容量が足りないなら、iCloudストレープランを変更して、容量を追加購入することをおすすめする。現在は 50 GB、200 GB、1 TB、または 2 TB のプランにアップグレードできる。具体的な料金は以下のようだ。
容量 | 料金 |
5GB | 無料 |
20GB | 100円/月 |
200GB | 400円/月 |
500GB | 1,200円/月 |
1TB (1000GB) | 2,400円/月 |
iCloudバックアップできない原因2◆ 原因不明のエラーによるもの(なんらかの内部エラー)
iCloud容量不足以外のときは、iCloudでバックアップになんらかのエラーが生じていることが考えられる。原因はよくわからないが、治ったと思っても、再び同じようにエラーになることもある。
こういう場合は、以下の方法で手動でバックアップしてみてください。
「設定アプリ」→「iCloud」→「容量」→「ストレージを管理」→「xxxxのiPhone」と進んで一番下までスクロールすると、「バックアップを削除」のボタンがあるのでこれをタップ。
すると、以前のバックアップが削除される。
つづいて「設定アプリ」→「iCloud」→「バックアップ」から「今すぐバックアップを作成」を選べば、バックアップできるはずだ。
他のiCloudバックアップできない時の対策
方法1、iOSデバイスを再起動する
電源ボタンを長押しして、iPhoneを再起動してください。
方法2、別のWi-Fiネットワークに接続する
iPhone/iPadが接続されているWiFiネットワークが遅い場合、iCloudバックアップの速度が遅かったり、更にできなかったりする場合はある。その時、別のWiFiネットワークに接続して、再びiCloudでバックアップしてみましょう。
方法3、ネットワーク設定をリセットする
もしWiFiネットワークを変更してもバックアップできないなら、ネットワーク設定リセットしてみてください: iPhoneやiPadで「設定」 > 「一般」 > 「リセット」 > 「ネットワーク設定をリセット」を選択し、警告メッセージが出たら「ネットワーク設定をリセット」をタップする。
方法4、iCloudの代わりにWinX/MacX MediaTransでバックアップする
WinX/MacX MediaTransはiTunes、iCloud代替ソフトとして、Wi-Fiに接続しなくても音楽、動画、プレイリスト、写真などのデータをiPhoneなどのiOSデバイスパソコンへバックアップできる。またビデオや 各データの編集、削除などの管理も手軽に完成!しかもそのバックアップ速度は非常に速い!1000枚の写真は数秒間でパソコンへ転送できる。
次はWinX MediaTransを利用して、iPhone写真をバックアップ方法を例として説明する。MacX MediaTransの使い方は大体同じだ。
ステップ1:まずはこのiTunes、iCloud代替ソフトWinX MediaTransダウンロード&インストールしてください。
ヒント:Mac版はこちら>>
ステップ2:iOSデバイスをパソコンに接続:USBケーブルて、お使いのiPhoneをパソコンに接続。iOSデバイスを初めてパソコンに接続する場合、「このコンピューターを信頼しますか」と出てきて、「信頼」をクリックすればいい。
ステップ3:WinX MediaTransを起動:iOSデバイスをパソコンに接続した後、WinX MediaTransを起動してください。
メイン画面にある「写真転送」ボタンをクリック、WinX MediaTrans写真転送画面に入る。iPhoneに保存されている写真の一覧も表示される。
ステップ4:パソコンに同期したいの写真を選択。
ステップ5:画面上部には「エクスポート」を押すと、WinX MediaTransでiPhone写真のバックアップがスタート。